読書:君がいない夜のごはん

こんばんは。

今日のPICは

3年生が育てている

マリーゴールド

 

 

 

この本、おもしろいです!

 

歌人の穂村さんのエッセーなのですが、

いちいち、面白いの。

一話が3ページくらいなんだけど、

 

 

 

どっちかカレー:ご飯が冷たくてカレーが温かいカレーか、

カレーが冷たくててご飯温かいカレーが好きで、

同じ好みの方に合った話とか

 

 

 

 

 

電子レンジって、クールな顔してるけど

どんなメカニズムで食品を温めているかわからない

食品はアツアツなのに、中に手を入れてみても、庫内は熱くないし・・とか

 

 

 

 

 

身近なことに対する穂村ワールドが、面白いの。

極めつけがこれ!

 

 

 

 

「小腹の罠」

 

小腹がすいたなあ、と思うことがある。

何か食べるものあったかな、と冷蔵庫やお菓子置き場をがさがさ探す。

お、クッキー発見。ぼりぼりぼりぼり。もっとないかな。うーん、魚肉ソーセージののこりか。いつのだろう。大丈夫かな。むしゃむしゃ。

まだ物足りない。もう何もないなあ。あとは、のど飴だけか。仕方ない。そいつを立て続けに三つ饕る。ばりばりばり。

ふう。

甘い、しょっぱい、スースー、と食べたものの味がばらばらで、何だか気持ち悪い。

それに、まだ落ち着かない。いや、むしろ、最初よりもお腹が空いている気さえする。

そのとき、体の奥の方から小さな声が聞こえる。

え、なに?

何が云いたいんだ、体。

「御飯、食べたい」

がーん、となる。

そんなあ。それなら初めからちゃんと御飯を食べれば良かったじゃん。その方がずっと健全だったのに。無理矢理のど飴まで食べちゃったよ。

胃のなかのクッキー、魚肉ソーセージ、のど飴の上に、御飯が落ちていくところを想像してがっくりする。

 

「君がいない夜のごはん」穂村弘より

(この面白さを伝えたいために引用させていただきましたが、不都合があった場合は削除いたします)

 

続きは、本の中で。。

 

 

 

 

放送禁止は、以前読んだ出版禁止がおもしろかった(恐かった)ので、よんでみたくて。

 

こっわっっ

 

て感じです。

 

大家族、ストーカー、自殺を思い止まらせる癒しの集団の取材をしていくストーリー展開なんだけど、短編が3つで、最後に

そー言うことかー こわー

ってなるヤツです。

 

 

1話目が、所沢とか出てくるから、

親近感もあったり。。

 

 

 

 

 


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